第24話「体調の整え方」 診断から9ヶ月 2023年3月26日

副腎皮質機能低下症と診断されるまでの5年間は、原因不明の消化器症状と頻脈から始まり、呼吸器が弱いこともあって、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・慢性の気管支症状にも悩まされていました。
季節の変わり目や花粉の時期にはさらに悪化し、声が出なくなったり、最終的に呼吸困難(喘鳴のない喘息)になることもあり、対処療法の薬が手放せない日々が続いていました。

この病気と診断されて9ヶ月の間に、生活改善低血糖対策と並行して体調を整える工夫を続け、比較的元気に過ごせるようになったので、今まで取り入れてきた方法をまとめてみました。

副腎皮質機能低下症と診断され、コルチゾール値を保つことでようやく人並みに治療効果を得られるようになったことが、私のスタートラインでした。
最小限のコルチゾール補充で過ごすためには、慢性的な不調を減らすことが大切だと感じ、自分の体質に合った治療や対処法を取り入れて、年間を通じて継続してきました。

辛かったアレルギー性鼻炎を改善するために、日頃から気道の状態を良くすることを心がけました。
アレルゲンを体内に滞在させないよう、耳鼻科の先生の指示で始めた鼻うがいも継続しています。
同時に下気道の状態を整えるため、呼吸器科のM先生の指導で始めた毎日2リットルの水を飲む習慣も続けています。

私の体質には水が一番の去痰剤らしく、薬だけを服用していた頃よりもはるかに改善し、抗ヒスタミン薬と去痰剤から卒業できました。
風邪をひいても喉・鼻・気管支に炎症が出なくなったのは大きな変化でした。

また、腸内環境を整えるため、豆類・野菜・海藻などの食物繊維を意識して摂り、ミヤBMを1日6錠服用しています。
私は両親の影響もあり、サプリや薬を多用しない考え方なのですが、知人の医師もミヤBMのことを「安全なサプリ」と呼ぶほど副作用が少なく、メリットが多いので、イレギュラーで取り入れています。

体内炎症を減らすために、小麦粉・白砂糖・加工食品・添加物を控え、なるべく無農薬やオーガニックの食材を選ぶようにしていました。
その結果、ほとんどお腹を壊さなくなり、上気道・下気道の炎症も軽くなり、頭痛の頻度も減りました。
試しに食べてみると体調が崩れることと、片頭痛の薬を使う日が一致するため、欧米の情報にもあるように、食事の影響は大きいと実感しています。

鍼と経絡治療で整えることも週1回続けていて、花粉の時期にはアレルギーと花粉症の対策もしてもらいました。
体の免疫反応をうまくそらし、ヒスタミンを出す暇を与えない方法らしく、これが私にはとても合っているようです。
喉・鼻・気管支の症状が即効で緩和され、その効果も長く続くため、余計な薬を飲まずに過ごせる状態を維持できています。

私は頸椎ヘルニアもあり、コルチゾール不足に伴って痛みや症状が悪化することがあるため、ブロック注射も検討していました。
ですが今のところ、鍼と経絡治療で同様の効果が得られていて、鎮痛剤を使わずに過ごせています。

体質的にカビや埃に反応しやすいため、観葉植物や花を置かない生活に切り替え、ラグやカーペットも置かないようにしました。
特定の花や植物でも目や鼻に症状が出ることがあるため、生花も避けています。
部屋が少し寂しくなったので、代わりにフェイクプランツを飾り、雰囲気だけ楽しんでいます。家事などで埃を吸い込みそうな時は、マスクをつけるようにしています。

手に負えなかった呼吸器の症状がなくなり、ここ数年で一番体調の良い冬を過ごすことができました。
これまでの対策でも改善しなかった場合のため、漢方外来のM先生からある漢方薬の長期服用※1による体質改善(花粉症やアレルギー性鼻炎が治るケースがある)も提案されていましたが、試すことなく過ごせています。

ライフスタイルを見直して数ヶ月ほどで、いつの間にかそれぞれの症状が消え、低血圧や自律神経由来の不調も軽減しました。
日常生活でコルチゾール不足になる頻度も激減しています。
それでも、非日常的な過密スケジュールに挑戦すると典型的なコルチゾール不足の症状が出るので、自分のポテンシャルと相談しながら活動していこうと思います。

  1. 水の摂取量や漢方薬の使い方は、体質によって効果が異なります。主治医に相談のうえ、ご自身に合った方法を見つけてみてください。


2023.3.26
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