第60話「ラトケのう胞」 診断から1年10ヶ月 2024.5.22
先日の内分泌の受診日で、専門医のS先生から、下垂体に何らかの理由で起きていた炎症が治ったことで、機能が回復している可能性があると説明されました。以前から経過を見ているラトケのう胞も、その炎症のひとつだったかもしれないとのことでした。
ラトケのう胞はとても小さく、位置も中心ではなく左寄りで、前医が行った初期の検査(2022年7月)では、大きさや位置から見ても機能低下の原因ではないと判断されていました。
※2023年9月24日の単純MRIの検査結果
2023年9月にS先生が行った検査でも大きさは変わらず、下垂体機能に影響している可能性はとても低いとのことでした。
ただ、原因がはっきりしないままで、薬剤過敏を考慮して造影剤MRIができていなかったため、時期を見て入院で検査をする予定になっていました。
その後、数値や体調が少しずつ回復してきたこともあり、今のところはコルチゾールやACTHの数値が大きく悪化しない限り、リスクのある造影剤を使った検査は見送る方針になりました。
ラトケのう胞も、このまま定期的に経過を見ていく形になっています。
それ以外の原因としては、吸入ステロイドやベンゾジアゼピンの影響、あるいはこの2剤を併用していたことも関係している可能性があるそうですが、最初に吸入薬を使うよりも前から体調不良があったため、現時点では明確な原因がわからず、原因不明の続発性副腎皮質機能低下症として経過を見ています。
2024.5.22