第10話「コートリル」 診断から4ヶ月
コートリルは、副腎皮質機能低下症で不足するステロイド(コルチゾール)を補い、生命を維持するために欠かせない薬です。ただし、使い方によっては副作用もあるため、コートリルの特徴と上手な付き合い方を整理してみました。
- 元気をブーストする薬ではない
- 多くても少なくても良くない
- 全ての不調に効く訳ではない
- 負荷にあわせて追加が必要
- 相性の悪い薬や成分に注意する
- 休める時は休んで補うことも必要
コートリルは、コルチゾールが不足している時に体を支えるための薬で、「元気になるための薬」ではありません。そのボーダーラインを誤ると、肥満・うつ・不眠・糖尿病・骨粗鬆症などの副作用につながることがあります。摂りすぎても摂らなすぎても体に不具合が起きてしまう点が、この薬の難しさです。特に少なすぎると炎症やストレスに対応できず、体調を崩してしまうため、常に「自分の適量」を見直すことが大切です。
また、コートリルは万能薬ではなく、すべての不調に効くわけではありません。たとえば、先日風邪をひいた際も、症状を見極めながら必要な対応を組み合わせたことで、適量のコートリルを維持しながら回復することができました。コートリルは負荷にあわせて追加が必要ですが、体内のコルチゾール量も負荷も可視化できません。
ただ、活動量を数値化したデータがひとつの目安になることに気がつきました。
日常の活動記録
左の日は歩数や消費カロリーが多かったものの、コルチゾール不足にはならず翌日も元気に過ごせました。反対に、右の日は歩数が少なくても、その日の夜にコルチゾール不足になりました。私の場合、「エクササイズ時間(1分以上の早歩き)」が一定以上になると体調を崩す傾向があります。
前日の疲れが睡眠でしっかりリセットでき、体調とメンタルが安定していることが前提ですが、この「エクササイズ時間」がひとつの指標になりそうです。疲労感は主観的で、「気合い」で乗り切ってしまいがちなので、時々データを見返して、自分を客観視することも大切だと感じています。
また、コートリルには相性の悪い薬や成分もあり、意図せず作用が強まったり弱まったりすることがあります。
服用中の薬を見直して整理したところ、体調が安定した経験もありました。
休める時にはしっかり休むことも大切だと感じています。体のサインを見逃さず、薬だけに頼るのではなく、自分の体を整えながら足りない分だけを補う。そんな関係が理想的なコートリルとの向き合い方だと思っています。