第87話「喘息と副腎機能」 診断から2年8ヶ月 2025年3月14日

私は2022年に副腎皮質機能低下症と診断され、「おそらく生涯にわたって補充療法が必要」と言われました。
思った以上にコントロールが難しく、試行錯誤の連続でしたが、そんな中で取り組んだのは、コントロール不良な喘息発作を、どんな手を使ってでも出さないようにすることでした。

喘息と副腎機能の関係は、まさに「負のループ」です。
喘息のコントロールが悪化するとステロイドの使用量が増え、もともと弱めの副腎機能がさらに抑制されることがあります。
すると、炎症を抑える力が低下し、喘息がさらに悪化します。結果的にステロイドを増やさざるを得なくなり、この悪循環に陥る人は少なくないと思います。

私はこのループを断ち切るために、「発作を出さない」ことにフォーカスしました。

短期的に「発作を抑える」ではなく、「発作を起こさない体づくり」を意識したことが、負のループから抜け出すきっかけになったように思います。
この病気になって、病院や薬に頼るだけでなく、日々の過ごし方の中にも整えていける部分がたくさんあることに気がつきました。

その中で、私は、体に合わないものを少しずつ見つけて、なるべく避けるようになりました。

もちろん、何か一つをやめれば病気が治る、という単純な話ではありません。
ただ、体調管理を続ける中で、「これは負担になりやすいかもしれない」と感じるものを減らしていくことで、喘息発作や炎症の悪化を防ぎやすくなった感覚はありました。

副腎皮質機能低下症では、炎症や強いストレスが続くと、結果的にコルチゾール需要が増え、体への負担も大きくなります。
なので私は、「悪化してから抑える」だけではなく、「なるべく悪化しにくい状態を作る」という方向を意識するようになりました。



2025.3.14
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