第20話「感染性胃腸炎」 診断から8ヶ月

副腎皮質機能低下症になって初めて、感染性胃腸炎(ノロウイルス)にかかりました。発症が週末だったため、副腎皮質機能低下症でかかっている病院の救急外来を受診しました。その時の対処法とACTH・コルチゾール値、そしてステロイドカバーについて記録します。

私は毎朝6〜7時にコートリルを服用していて、効いてきた頃にシャワーを浴びるのが日課です。この日はコートリルを飲んでも関節痛と倦怠感が取れず、気合いでシャワーとヘアメイクをして出かけました。午前中のスケジュールを終えた頃にはさらに倦怠感が強くなり、コートリルを追加しましたが効果はなく、午後の予定をキャンセルして帰宅したタイミングで、ひどい消化器症状が始まりました。

あまりの痛みと吐き気で水分も薬も取れなくなり、いつものコルチゾール不足の症状とは違っていたため、内分泌でかかっている病院の救急外来を受診しました。平熱だったこともあり、スムーズに診察室に通され、ルート確保ののち採血・レントゲン・CT・エコーなどを行いました。白血球は10000/μLまで上昇していましたが、ACTHが33.9pg/mL・コルチゾールが15.6μg/dLだったため、ソルデム(輸液)と鎮痛剤などの点滴を受け、症状が落ち着いた頃に帰宅しました。

帰宅後しばらく眠り、目が覚めた時には38度の熱が出ていました。脱水と低血糖を防ぐためにスポーツドリンクを飲み、この日はほとんど眠って過ごしました。翌日には少し回復したものの、食欲が戻らず胃腸の動きも鈍い感じだったため、おなかに優しいものを少しだけ食べ、こまめにスポーツドリンクを飲んで安静に過ごしました。翌々日は倦怠感と頭痛だけが残り、コルチゾール不足の症状があったため、コートリルを追加して様子を見ました。

今回のような状況でのACTHとコルチゾール値は、あくまで目安とのことで、専門医のS先生によると、健康な人なら負荷がかかった際に20μg/dL以上は自発できるそうです。今回の場合は症状に合わせて30mgまで服用しても良いとのことでした。数日間ほとんど食べられず、スポーツドリンクで血糖ケアをしていたので、血糖測定器が役立ちました。

感染性胃腸炎自体は順調に回復しましたが、この病気になってからコートリルを服用し始めて以降ほとんど出ていなかった呼吸困難(喘鳴のない喘息)が再発し、久しぶりに気管支拡張剤を使用しました。しばらくの間は安全を重視して、ステロイドカバーをしながら過ごそうと思います。



2023.3.8
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