第55話「試練と成長」 診断から1年8ヶ月
コートリルを頓服に切り替えて4ヶ月が経過しました。基本的にはゼロベースで日常を過ごせていて、風邪や感染症、胃腸炎の時は2.5mg〜5mg、38.5度以上の熱がある時は合計10mgのカバーで対応しています。極端な無理をしないようにしていることもあり、月に1〜2回ほどの頻度でコートリルの服用を検討している程度です。
欧米の副腎皮質機能低下症のコミュニティでは、テーパリングやリカバリーの情報が共有されていて、機能が完全に回復するまでには、ステロイドを服薬していた期間と同じくらい、もしくはそれ以上の時間を要することもあるようです。この先、完全に回復できるかもしれませんし、今の状態が頭打ちなのかもしれませんが、これまでの経過で得た知識をもとに、下垂体やHPA軸にやさしいライフスタイルを続けていこうと思っています。
綺麗な景色を見るとオキシトシンが分泌されるので、HPA軸の健康にも良いのかもと、夫がドライブへ連れて行ってくれました。以前はこの時期になると花粉で気管支の調子を崩していましたが、診断を受けてコルチゾールが安定しているからなのか、去年も今年も症状なく過ごせています。
体質改善のアドバイスをいただいている漢方外来のM先生のSNSには、いつも心に残る言葉が投稿されています。その中のひとつ、「目と耳を疑い、胸と耳の痛い話の中にこそ本質現わる」という言葉に、改めて気づきをいただきました。
If it doesn’t challenge you, it doesn’t change you.
試練無しに成長無しという言葉の通り、いつも自分の身をコンフォートゾーンに置いているだけでは、変化を手に入れ、未来を変えることはできないので、無理のない範囲で、小さな挑戦を積み重ねられる環境を自分に用意していきたいと思います。