第8話「回復の兆し」 診断から3ヶ月
私と同様の現象について調べたところ、欧米に一つだけ情報があり、私と似た経過を持つ原因不明の副腎皮質機能低下症の患者も、条件が揃えばある程度機能が回復する可能性があるかもしれない、という報告に出会いました。
オンライン診療で相談しているS先生(主治医ではない)によると、私のケースも少数例を対象にした研究報告があるとのことで、この先はコルチゾール値が回復し、その状態が持続する可能性があるという見立てでした。
本当にこのような回復ができるケースなのか確信が持てるまでは、詳細を書くことを控えようと思いますが、何かをプラスすることで回復しているのではなく、これまで体に入れていたものがACTHを抑制していて、それを除去したことで回復が見られている、という概要です。
以前掲載した欧米の情報にも書かれていたように、この病気の場合は「健康のために○○を摂る」という考え方だけでなく、食べ物・薬・サプリメントなど、体に取り入れているものを一度精査してみる価値があるように感じています。
元気だったころは運動習慣があった私の場合は、コルチゾール補充療法をしていれば体調が安定したタイミングで運動ができそうですが、HPA軸の仕組み上、副腎の回復には激しい有酸素運動は良くないそうなので、コルチゾールの自然な生成を妨げないよう気をつけています。
どこまで回復できるかは分かりませんが、少しずつ前へ進んでいる感覚があるので、これからも明るい未来を信じて過ごしていこうと思います。

2022.10.12