第98話「炎症との折り合い」 診断から2年11ヶ月

最近は、私のように「頓服」だったり、「少なめの常用の微調整スタイル」の方も、けっこう見かけるようになりました。このフェーズでは、最低限のコートリルで体調を維持しながらも、少なすぎることによる持病の悪化を防いで、安定した体調をキープしていくことが課題です。

先日の感染症からのリカバリーのなかで、最優先にしていたのは「喘息の再燃を防ぐこと」「咳を慢性化させないこと」「副鼻腔炎を慢性化させないこと」でした。そのうえで、炎症を再燃させずに、日常の活動や運動習慣をゆっくり再開していくリハビリが、プロセスの中で欠かせない作業のひとつでした。

喘息の再燃は避けることができましたが、もともと寛解していた副鼻腔炎が悪化していました。副鼻腔炎が長引くと炎症が気道へ波及し、喘息の再燃につながることもあるため、ここをしっかり抑えておくのはとても重要なポイントでした。

副鼻腔炎を寛解させた経験をもつ周囲の方々のアドバイスも積極的に取り入れながら、できる工夫はフルパワーで実践しました。その結果、咳が慢性化することもなく、副鼻腔炎も無事に鎮静させて、しっかりリカバリーすることができました。

今回の感染症は、コロナ・インフル・アデノなどは陰性でしたが、その後、一緒に暮らしている夫にも感染してしまったので、同じくらいの強度の感染症だったと思います。検査で出なくても、初期の発熱がない場合でも、「これはただの風邪じゃない」と思った時は、シックデイ投与をしっかりしなければと思いました。

コートリルの服用は「我慢 vs. 足す」ではなく、炎症を放置して消耗しないように最小限の補充をするという戦略が重要です。この読みが上手くできるようになると、HPA軸の回復を邪魔しない補充として、かなり質の高い運用ができるんじゃないかと思っています。

最近もコートリルは頓服で過ごせていて、感染症のように強い炎症があるときは10mg+@、コルチゾール不足の症状があってフライトでの移動時には5mg。滅多に飲むことはありませんが、日常の微調整は1.25〜2.5mgの範囲で体調維持ができています。



2025.6.18
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