第123話「一歩踏み込んだ治療」
先日、専門医の先生とお話ししていて、治療には、基本を身につけた人だけが進める「その先」があることを知りました。これは、診断されたばかりの頃の私が聞いても、おそらく正しく理解できなかった話です。
病気の仕組みを勉強して、自分の身体の反応を記録して、何度も失敗しながら調整してきた今だから、先生が言われていることの意味に気がつくことができ、自分の治療で実践することができました。
同時に、こういう話は、先生も誰にでも伝えられるものではないことも知りました。一部分だけを切り取って真似をすると、かえって危険になることがあるからです。
病気のことを勉強して、毎日の体調を記録して、わからないことは何度も主治医の先生に聞いてきました。そうやって少しずつ積み重ねてきたことが、ようやく今の治療につながったような気がします。
一歩踏み込んだ治療は、基本をひとつずつ身につけてきた先にあるものなのかもしれません。
2026.9.20